通講座のみなさまへ
こんにちは アトリエレモンリーフ 影山です
いつも通信講座にご参加いただきありがとうございます。

教室ではご指導してはじめて気づくことがたくさんあります。生徒さんにとって難しい箇所、、質問がでたこと わかりやすい説明の仕方など。

そんな教室現場のエッセンスを吸い上げ、一番濃く、ベストな状態をウェブレシピに反映してお届したく思っています。発送時期が通常レッスンのすこしあとになっているのには、そんな意図がありまます。


文字が読みずらいときは
コントロールキーを押しながら + のキーを押すと大きくなります。

印刷が必要な方は
右クリックして印刷を選んでください。右クリックで反転させてから、必要部分のみを印刷することもできます。

このページをパソコンへ保管したい方は
ページ上で右クリック 「名前を付けて保存」を押してください、ご自身のPCでいつでもご覧になれます。

ご不明な点、ご質問は遠慮なく御連絡ください。
お問い合わせ先はお手元の作りかた(B5サイズ)にございます


(2017年度 第4回 )

天然ドライの大麦とプルメリアのバーティカルアレンジ
     
花材:大麦3束D プルメリアA かすみ草A アジサイA 
ジプソグランディールA、
A=アーティフィシャル P=プリザーブド D=ドライ

――ポイント――

・ 天然ドライならではのナチュラルな香り、そして刻々としっかりとした小麦色が変わりゆく様子も自然の持ち味です。ざっくり感が魅力のアレンジ。テーブル置いても、壁掛けにもOKです

・ 花のエリアはフンワリとトガリを意識して楕円よりは、ひし形や三角形をイメージしてつくると引き締まります。折れやすい素材にはテープとワイヤーの併用がおすすめ!この機会にマスターしましょう

作り方   
(1) 輪ゴムをとらずに3束好みの位置にクロスさせます 一束ずつテーピングしてその上からワイヤーをかけます。(ドライ麦の折れ防止になります)

(2) プリメリアを小分けにして、アウトラインをきめるため、つぼみ付きのプルメリアの枝を上下に一番下の麦に縛りとめます。

(3) 他のプルメリアは茎を1センチくらいにカットし、つぼみはやや長めにカットしワイヤリングします。メインの中央をやや小高し、残りのプルメリアは(2)のアウトラインがつながるように間にいれます。めます。

(4) アジサイとグランディールを小分けにして、シルエットが膨らむように挿します。(必要に応じてワイヤリング)最初のプルメリアが重なったり、見えない場合は、一部カットして移動します。

(5) 麦の束の数か所グルーを注入してすれないように固定します。麦の輪ゴムを外し。ワイヤリングしたかすみ草をふんわり入れます。

(6) リボンをとめて、麦の茎はそのままでもOKですし、斜めにするなど、好みのシルエットにカットして完成です

★定期の方は花ドリルのバリエーション1の「スワッグ」か
8の「器がいらないアレンジ」のページにファイルしましょう。

ご質問・連絡先 info@lemonleaf.jp
アトリエレモンリーフ 影山さちこ

 



こんにちは
毎日暑いですね~お元気ですか?
さて今回は夏にぴったりの大麦をつかったアレンジです。香や色がかわっていく様子は天然素材ならではです。
時がたつにつて、ナチュラルな黄金色にかわっていきます。
つくりながら、触れながら癒しのモードをお楽しみください(^^)/
輪ゴムをつけたままで、この三束をどう組むか?考えましょう。いろいろなアレンジは↓のほうにありますので、ぜひご参考になさってくださいね!

 
 ここでは私のサンプルアレンジの組み方で御紹介しています。サンプルはこのようになっています。
   

バーティカルスワッグが素敵に見えるのは、ややハイウエストであること

一番下になる麦のステムが縛り目から30センチくらいはあるとキレイなシルエットになります。


では,束ねていきましょう!

一度に全部を束ねずに、2束をまず束ねます。 

最初にフローラルテープを30~40センチほど切り取り、しっかりのばしたもを用意、麦がずれない程度にひっぱりながら、ペタペタとまきつけましょう。

このとき、つよく引っ張りすぎて、麦がぎゅとなって、丸太のようになってしまわないようにしましょう。穂先のふんわり感を大切に♪

着物の帯のような感じで。


このあと巻いたテープの上から ワイヤーを一回まわしけ、グッと、ねじっておいてください。

テープがあることで、ワイヤーもしっかりホールドされ、ドライ素材を傷めずにズレ防止になります。

テープが帯なら、ワイヤーは帯留めというところですね。

テープなしで、最初からワイヤーをネジって止めると、素材が折れてしまうので、注意

ドライにはこの方法を!とぜひ覚えてくださいね!

 3束目は3束まとめて、上記とおなじように巻きとめて
、同様にワイヤーをねじ掛けてとめます。
   組み方によってはかならずしも同じ位置にならなくてもOKです。
 お花の準備をしましょう プルメリアを写真のようにカットします
 そのうち二本を選びましょう。

先端のラインをつくります。スっ~としたの感じのものがいいですよ~
 まずは対角に置いてみましょう一番下になっている麦の脇に寄せて縛り留めます。


この2本は持ち上げずに、テーブルにつくくらい底辺におきましょう

というのは、ここからドーム型に花をつけていきますので、もちあがっていると脇がみえてしまいます

 



 対角になる先端の花の距離はさまざまお好みで♪

近くにおけばふっくらしたシルエットに、距離をだせばスレンダーなシルエットになります

 対角の位置をきめたら、両サイドのプルメリア二本をワイヤーで一旦固定して、を裏返しにして、茎と麦をグルーでとめます

こちらは裏返したところ、茎にグルーをつけて、手でおしつけ、乾くのを待っています。
 



 裏返すとこのようになります。
   この時点で、フックをつけておきます。

(写真がブレていてすみません)

★フックのつくりかた

最初に写真のようにあらかじめネジった輪をつくっておいて、裏から束をまたがせます。

正面で二本のワイヤーをねじり留めます。

ケースバイケースですが、一緒におさえられるようなプルメリアの茎があれば、上からまわしかけてもOK、さらに花の押さえも強固になりますね。
 残りのプルメリアを全部カットします。


 1/2のワイヤーでワイヤリングします
テーピングは不用、抜け出てしまう部分があれば、そとのきだけつかいます。

ワイヤリングしたら必ずテーピングをという教室もありますが、アトリエレモンリーフでは、基本的に足元が見えないアレンジにはつかいません。、時短になった分 楽しいレイアウトに、じっくり時間をつかっていただきたいと考えています。

またフローラルテープはグルーと相性が悪くつ接着の障害になるという理由もあります。


 メインになるプルメリアを二つ選びましょう

二つをこぶし1個分ほどの高さで留めます。
(麦の表面から5~6センチ程度の高さ)

 刺さらない時はワイヤリングが長い場合が多いいので 適宜カット、あるいは L字型にワイヤーをまげてみましょう、麦にそって差し込みやすくなります

 


メインをいれたら、 残りのプルメリアで全体のラインをつなげます。最初の先端とメインの間をうめていきます。うまったら左右においてみましょう。


他のプルメリアが メインの高さを超えないように注意しましょう。ドーム型が描けず、平坦になってしまいます。

プリメリアはあとあと調整にもつかえるよう、つぼみと花を二輪づつとっておくと便利です


他のお花を準備して、どんどんいれていきましょう


最初の先端の花とメインを先につくると、中をうめればいいので、とても作りやすいです。

シルエットはトガリが生きるようひし形か三角形をめざしましょう、ぼんやりした楕円形はメリハリがなくもったいないですね。

つけ方は、 ワイヤリングせず直接グルーでつけてもOK
垂直に立てたい、細かく使いたい場合など、必要に応じて、又がけのワイヤリングで準備ししょう、

かすみ草をいれるのは仕上げに


 叉がけのワイヤリング アップです
 なかなか刺さらないときは、おおかた長い場合が多いので、短くカットしたり、あるいはL字にまげて挿すなど、場所によってケースバイケースでいきましょう。
  アジサイはステムから抜きまます、広い場所におきたいときはそのままワイヤリングしたり、直付けでも、つかえます。

ただ置いたときに、花びらがおされて窮屈そうな時は、アジサイが多過ぎますので、間引いてみましょう

アジサイの魅力はひらひら感。小分けにすると、随所で活躍します

束の脇のほうは、ワイヤリングせず 茎のグルーをつけて、直接はりつけています  


 アレンジの後半は足場も多くなるので、花や麦に直付けもできます
 とっておいたプルメリアも登場~さらに上乗せしてメインをスイッチしてもOK
 つぼみだけは、トップの高さよりすこし頭がでてもOKです。動きとアクセントになります。
つくりながらシルエットをチェック~♪


 お花が混んでいる場所から切り出して、別の場所につかってみる
 あるいは、最初にきめた先端につぼみを付け足して、さらに先端の位置を伸ばす、目立たせるなど、修正も可能です。
 かすみ草は仕上げで キャップになっている真ん中の茎をひっぱると 串から抜けます。小分けにして 又かけのワイヤリング 


 かすみ草は動きをつくる素材なので、トップの花よりも頭を出しましょう。平坦になりがちなラインを一気に軽やかにしてくれます。
 花がほとんどはいったらリボンをつくります。
 飾り方をきめてから、リボンのピックを 好きなところにとめます

写真にはありませんが、ゴールドの細いリボンもおつけしました。カーリングリボンといって、ハサミなどでしごくとカールします

好きな所にアクセントにつかってみましょう。



 お花がついたら、輪ゴムをつけたまま、裏返して、麦の間に数か所グルーを注入しておきます。ズレや抜けの防止

場所としては下のほうまで、数か所注入します。

下が輪ゴムでとめたままなので なんだか水戸納豆な雰囲気ですが・・・(^^)、
表にかえして輪ゴムをカット
飾ったときのバランスをみながら、茎の長さやシルエットを好みのラインに散髪して完成です~\(^o^)/

このとき 数本づつ。ちびちび切り進んでくださいね!

短くしすぎると戻せません。茎は長い方が安定感がでますが、全部同じに長いよりは、デザインによっては短いものと、長いものがあると、メリハリがでます。

生徒さんの画像をご参考になさってくださいね!

私のサンプルは実は短く切りすぎてしまいました~苦肉の策で、もちあげて、バランスをカバーしています。

完成サンプル画像












教室の風景から

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



    
ここまでお読みいただき、ありがとうございます
今回のアレンジ、いかがでしたでしょうか?

まだアーティフィシャルがそれほど進化していおらず、プリザーブドもなかった頃、およそ15年くらい前です。水のいらないアレンジの王道をいくのはドライフラワーでした。

切り貼りで、自在になるクラフトの感覚は私はドライを通してまなびました。間違って切っても、いくらでも伸ばし足して、修正も手軽。なんどでも考えなおしができる面白さは生花にはないものでした。

かくしてすっかり夢中になりました!(^^)!

今回たっぷりと3束ご用意しましたが、これだけあると、パニエというアレンジもできます。それがこちら



束ねてスパイラルに広がる茎がとても美しいアレンジです。

こちらのアレンジも私は大好きなテイスト。そのうちまた御紹介させていただけたらと思っています。(^^)/

それではまた
まだまだ暑い日がつづきますが、御自愛くださいませ
今月も、通信講座にご参加下さりありがとうございました。

ご不明な点はいつでもご連絡ください。お問い合わせは
お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山

HOME