しあわせな先生とは

だれもが教室をはじめるにあたり、集客は必須。
ともかくやってみなくてはと、ブランディングや、SNSでヒットのための方法をネットで検索したり、人気ブロガーの集客セミナーに参加したり、憧れのサロネーゼを訪れたり、カリスマ人気先生と名刺交換できるレセプションに参加したりします。

ところが最初は好調なのですが、思ったほど成果が出ないことに気づきます。ブログやHPの訪問者の数も目立った変化がみられません。
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その理由は私たちの多くは「どうやったら、生徒さんに好かれるか？」を知ろうとするからです。お客様を満足させることにフォーカスして、自分自身を見てはいません。

何故自分をみつめることが必要かというと、ノウハウという道具をつかうためです。私達は道具を使う立場にいます。それを何のため何使うのかを、定めていないと、逆に道具にふりまわされてしまいます。「なんの為って集客したいからよ」という答えがかえってきそうですが、それだけでは力不足なのです。

それでは　そのノウハウをつかって、あなたがどうあることが幸せだから、集客するのでしょうか？どんな自分を実現したいのでしょうか？そこまで掘り下げないと、ノウハウという道具というものは、あなたにフィットしませあんし、使いこなす事ができません。使いこなすとは、自分用にカスタマイズして実際に有効には働き、結果を出すことです。

どういう自分が心地いいのか、どんなことをするからしあわせなのか、自分軸としてＢＥ軸をさだめると、自分用に取捨選択や加減がわかってきます。

ところで　そのノウハウ発信者はどんな人なのか、調べてみたことはありますか？おそらく職業はSEO対策のデータ分析の専門家、人気ブロガーで書く専門家、集客のコンサルタント専門の人、女性団体や　ハウスメーカーや、料理メーカーの販売促進部門の担当者、企業の人事や営業畑で経験を積んでセミナー講師をやっている人などではないでしょうか。実質的に自宅教室の先生をした経験がある人は、ほとんどいません。まれに、教室経験者がいたとしても、現役でないなら、やめる決断をした人です。

つまり、これらのノウハウ発信者は私達と同じ先生の立場ではなくお客様側の代表として、こうする人気がでるという情報を発信をしている人達だということです。私達の現場を想像することは難しく、まして先生のしあわせを考えているわけではないのです。ここに気づいて情報やノウハウを見極めている先生はとても少ないです。しかし、女性はメンタルな生き物です。実務や理論は頭でわかっても、心の安定やしあわせにリンクしなければ、動力につながりません、これがうまくまわらない原因なのです。ノウハウは、しあわせといっしょに、心に落とし込めてはじめてモチベーションになります。