アートの喜びは自分の中で完結している
通信講座の生徒さんは全国から写真を送ってくれます。
おひとりおひとりアドバイスをさせていただくのですが、どれも本当に個性があってすばらしく、写真を拝見するたび感激です。
ひとりでつくるマイぺースな楽しさがあれば ひとりでつくる不安や疑問もあるはずで、私の画像つきウェブレシピだけでは 困ることもあるのではと思い、最近はオンラインレッスンもとりいれております。
が、おどろくことに通信講座でオンラインレッスンに参加する方はほんの一部
みなさんご自宅でおひとりで制作し、完成されているのです これはどういうことかというと、質問はオンラインレッスンやメールでカバーすればよく、大本にあるアート楽しさ自体は、自分の中で完結するものだということです。
アートの喜びを感じさせてあげられる教室になる
通信講座のみなさんも長くやっていると、アトリエレモンリーフのコンセプトに思考がスイッチしていきます。ある生徒さんからは「もう普通の花教室のレッスンではものたりないんです」と嬉しい感想を寄せてくださいました。私自身とても励みになっています。


今回のレッスンで私がお伝えしたかったことは
パニエの応用編で、立たせ方も知識として必要ですが、縛り、くくり、はりつけ、曲げて、アーティフィシャルフラワーはいかようにでもなる!というアートの感覚です。小慣れ感とでもいいましょうか。
基本アレンジはその先にいくためのもの
スワッグ、リース 器など、定番のアレンジは 習得しておわりではなく、そこから先にいけるためのジャンプ台。それだけを繰り返している教室も多いのですが、ほとんどがそうですが、それでは誰だっては飽きてしまいます。
アートはこうして工夫とアイディアの世界だと腑に落ちれば、もうそこからさき、ひとりひとり可能性は、無限に広がります。めちゃくちゃ面白くなりますよ~。
そんな自由な世界に誘う、実際に体験させてあがられるのが お花教室の役目。唯一無二のその先生だけができる。お花教室になれるのです。
縛りの多い認定制度は賛成できない理由
ですから・・・あまり大きな声ではいいたくはありませんが、デザインの自由、カリキュラムの自由を束縛する認定校の制度をとっているスクールや協会には私は賛成できないのです。それは本校のコピーをつくるビジネスであって アート本来の姿ではないからです。
アートの自由を満喫できる教室は残る
アートには終わりは在りません、自由が基本であり、飽きることもないのです。アトリエレモンリーフに長くご参加頂く方が多い理由 おかげ様で新しいご参加者も絶えないこと(感謝 ありがとうございます)理由は 習い事ではなく アートの楽しさが味わえる教室だから。そんなところにあるように感じています。
私に才能があるとかではなく、シンプルにアートの楽しさを追求し、みんなで共有しているにすぎません。
お花の先生は、ご自分を習った通りのパターンにはめ込まずに、どんどん進化させ、アートを楽しみましょう
かえすがえす、アートは、飽きるどころか永遠に夢中になれる、自由が基本なのです。